2022/03/01
「生理中に整体院に通っても大丈夫なの？」と不安を感じたことはないでしょうか。予約をした日の直前に生理がきて、キャンセルをすればいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。 生理中でも施術を受け ることは可能ですが、注意すべきポイントも多くあります。
今回は、生理中に整体を受けるときの注意点について解説していきますので、施術を受けるかどうか迷っている方や、体への影響を知りたいという方はぜひ参考にしてみてください。
生理中でも施術は受けられる
体調面に大きな問題がなければ、生理中であっても施術を受けることができます。
ただし、生理中は骨盤の状態やホルモンバランスが不安定なため、無理をしないことが大切です。施術の内容によっては体調を崩してしまう場合もあるので、不安な方は担当の施術者に相談しておきましょう。
生理中に整体を受けるときの注意点
ここからは、生理中に整体を受けるときの注意点について3つ解説します。つらい状態が楽になることも多いので、ぜひ参考にしてみてください。
生理痛がひどいときは無理をしない
生理痛がひどいとき場合には、体調を回復させることを優先させましょう。個人差もありますが、強い痛みを感じる場合もあるため、痛みに対して苦手意識を持つ方は特に注意が必要です。
また、施術の効果を実感するには、以下の2点を押さえておく必要があります。
・リラックスしていること
・施術者との信頼関係があること
初めて整体院に通う場合、緊張に加えて、「痛くされないかな？」などの不安も出てくるでしょう。不安や緊張が強いと筋肉もほぐれにくいため、変化を感じられないことも多くあります。緊張によって体調が悪化する恐れもあるため、慣れないうちは無理をしないようにしましょう。
施術を受けるときは夜用ナプキンなどを使用する
施術を受けると筋肉がほぐれ、血行がよくなります。そのため一時的に出血量が増え てしまい、具体が悪くなる方も多く、人によっては経血が漏れてしまうこともあります。
施術中は体勢を変えることも多いため、万全の対策をしておかなければなりません。 たとえば、夜用ナプキンを使用する、ナプキンを多めに準備するといった対策が挙げられます。月経カップであれば、量やにおいの不安もカバーできるのでおすすめです。
心配なら生理中であることを伝える
先ほども少し触れましたが、施術者との信頼関係はとても重要です。特にベテランの整体師さんは、体の状態や生理などの周期によって施術内容を決めてくれるため、遠慮せず相談してみましょう。
一方、女性の整体師さんには相談できても、男性の整体師さんには伝えづらいという方も少なくありません。不安な方は、女性スタッフを指名できる整体院で予約するのがおすすめです。
整体院に通うと生理痛が楽になることがある
下腹部の痛みや頭痛、めまいや吐き気など、人によってさまざまな不調があらわれるのが生理痛です。同じ女性でも症状は千差万別で、毎月つらい思いをしている人も多いのではないでしょうか。
生理痛の感じ方は人それぞれですが、施術を受けることで生理痛が楽になることもあります。ここではいくつかの例を紹介していきますので、事前にチェックしておきましょう。
生理痛の緩和が期待できる
一般的に、不要になった子宮内膜を剥がすときに分泌されるプロスタグランジンという物資が生理痛に影響している といわれています。ホルモンの分泌量が増えてしまうと、その痛みはますますひどくなってしまうでしょう。
施術によって骨盤の歪みを矯正すると内臓の位置が元に戻り、骨盤が開きやすくなります。これによって子宮の収縮もスムーズになり、不要な子宮内膜がスムーズに排出されるようになるため、整体の施術は生理痛の緩和に効果があるといわれています。
生理周期が元に戻る
一般的に生理周期は25～38日間で、予定日の2～5日の誤差なら大きな問題はないといわれています 。
しかし、姿勢や食生活の乱れ、精神的なストレスなど、何らかの原因で体に異変が起こると生理周期が不規則になることがあります。特に姿勢の乱れは体の歪みにつながりやすく、歪みによって生じる慢性通に悩まされている方も少なくありません。 整体で体の歪みが改善されると骨盤が開きやすくなるため、経血もスムーズに排泄されます。
また、体のバランスが整うことで血流やホルモンバランスも改善されるため、痛みの程度に応じて施術を受けてみるのもよいでしょう。
まとめ
生理中のつらさは個人差があり、他人には理解されないこともあるかもしれません。かかりつけの整体院がない方は、できるだけ相談しやすい雰囲気で、女性が通いやすそうな整体院を見つけてみてはいかがでしょうか。
体調が優れないときには無理をしない、ナプキンの予備を多めに持っていくなど、施術を受ける際の注意点を意識しつつ、大事な体をメンテナンスしましょう。