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スマホ首(ストレートネック)の治し方を解説!自宅で簡単

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スマホが普及した現代社会において、スマホ首による不調で悩む方が増えてきています。また、知らない間にスマホ首になっている方も多く、ひどい痛みに苦しんでいる方も少なくありません。今回はスマホ首の症状や自宅で簡単にできるストレッチについて解説していきますので、首の痛みに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

スマホ首とは

「スマホ首」とは、スマホの使い過ぎで変形した首の形状をあらわす言葉で、ストレートネックとも呼ばれています。頭を前に出し、背中を落とした姿勢を続けることで、頚椎の筋肉や関節に大きな負荷がかかり、さまざまな症状があらわれるようになります。

頭痛や首の痛み、腰痛や腕のしびれといった症状を引き起こすことが多く、慢性化することも少なくありません。症状がひどい場合、早めに医師の診断を受ける必要があります。

 

スマホ首の症状

スマホ首になると、首の一箇所または全体に鈍い痛みが発生するようになります。首が回らなくなり、肩甲骨や肩、腕にまで不快な症状があらわれる方も少なくありません。スマホを置いて首や肩を回すなど、定期的に休憩を取る必要があるといえます。

自宅でできるスマホ首の治し方

首の筋力と柔軟性を高めることで、スマホ首の改善が見込めます。首の痛みを長期的に軽減するには、自宅でエクササイズやストレッチを定期的に行うことが必要です。ここからは、自宅でできるエクササイズのやり方を紹介していきますので、少しずつ試していきましょう。

 

エクササイズ1

首の可動性を高めるエクササイズです。頭の位置のバランスを調整し、首にかかる負荷を軽減させます。

 

  1. 椅子に座り、口を閉じて天井を見上げる
  2. あごの力を抜き、頭を1~2センチ後ろに下げる
  3. 頭を静止し、口を閉じる 首の前側の伸びを感じながら、首の可動域を広げていきましょう。

 

エクササイズ2

自宅はもちろん、会社でもできる簡単なエクササイズです。首の筋肉を強化し、頭を一直線に引き上げるのに役立ちます。

 

  1. 椅子に座って背筋を伸ばし、あごを床と平行にする
  2. 頭をどの方向にも傾けずに、二重あごを作るように頭とあごを後ろに引く
  3. 頭を上にあげ、首を伸ばす
  4. あごを前方に戻し、3回ほど繰り返す

 

痛みが出ないように、伸ばす時間や回数などを調整していきましょう。

 

エクササイズ3

ヨガもスマホ首の解消に効果的です。特に弓のポーズが有効なので、以下の手順で実践していきましょう。

 

  1. うつ伏せになり、あごを床につけながら両手を体の両側に置く
  2. 膝を曲げて、かかとをお尻にできるだけ近づける
  3. 両手を後方に伸ばし、足首の外側をつかむ
  4. かかとを天井に向けて持ち上げつつ、上半身を起こす
  5. この状態で深く息を吸い、息を吐きながら太ももから体全体をゆっくりと下ろす

 

整体を受ける選択肢も

理学療法プログラムを受けることも選択肢の1つです。理学療法士や整体師などの医療専門家が、痛みや違和感などの症状に合わせて改善プログラムを作成します。また症状に応じて、自宅でのエクササイズ・プログラムに進む前に、数回のトレーニング・セッションが必要になることもあります。

 

スマホ首を未然に防ぐ

スマホ首を未然に防ぐためには、日常的から正しい姿勢を意識することが重要です。

スマホ首を防ぐために、画面を目の高さに合わせ、頭が前のめりにならないように注意しましょう。また、耳と肩が一直線になるように、背骨をニュートラルな状態に保つことも重要です。

正しい姿勢を取り続けることで、頭を前に出した姿勢を長時間続けることがなくなります。また、画面から離れる時間を意識的に取り、目や首を休ませることも必要です。

1時間に2〜3分でもかまわないので、意識的にスマホから離れる時間を設けることをおすすめします。近所を散歩したり、ぼんやりと外の景色を眺めたりするとよいでしょう。スマホのリマインダー機能を活用するなどして、休憩習慣を身につけましょう。

 

まとめ

今回はスマホ首の症状や改善に効果的なストレッチの方法について解説しました。スマホ首とは、スマートフォンの使い過ぎによって起こる首の変形をあらわす言葉で、ストレートネックとも呼ばれています。頚椎の筋肉や関節に大きな負荷がかかり、さまざまな症状を引き起こすため、早期の改善が必要です。

首の筋力と柔軟性を高めることで、スマホ首を改善させることができます。自宅でできるエクササイズもたくさんあるので、それらに取り組んでみるのもよいでしょう。エクササイズなどを行っても改善されない場合は、信頼できる医師や整体師に相談し、症状の回復に努めましょう。